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百合かと思いきや実は主人公は男の子という、アニメ。実はもともとはエロゲー。体験版だけやったことがあります。その名も『処女はお姉さまに恋している』 ちなみに、処女と書いておとめと読ませるようです。いやはや、すごい当て字ですね。 声優の方はゲームとアニメで名前が変わっていますが、それは大人の事情でしょう。 それではこのアニメの中身をいつものように見ていきましょう。 セットアップでは、主人公である瑞穂が男でありながら祖父の遺言のために女子高に通うことになります。 セントラルクエスチョンとしては、おそらく瑞穂は平穏無事で楽しい学園生活を終えることができるのか、といったところだと思います。それは瑞穂がトイレ一つで大騒ぎする第1話の中でも、十分に定義されています。 アクト1では、瑞穂がエルダーになるまでを描いています。それと並行して、女子高に慣れていく様子がチョコチョコと描かれているかな。 ただ問題なのは、この時点でもう少しピンチが足りないかな、と思いました。瑞穂は予定調和のようにエルダーにすんなりなってしまいます。ゲームという原作がある以上仕方のないことですが、物語的にはエルダーになるにせよ、もう少しピンチが欲しかったところです。紫苑を助けてそれでみんなの憧れの的に…、という展開はやはり、ちょっと意外性が足りない気がします。 そうしたターニングポイント1を終えて、アクト2では登場するキャラクター一人一人に焦点を当てて話しが進んでいきます。この中で、主人公である瑞穂が悩みを聞いたり一緒に問題を抱え込んで成長していきます。このあたりは、なるほどなかなか丁寧に作ってあるかと思いました。 ターニングポイント2は9話でロミオとジュリエットの演劇をやることになるところですね。ここから、まりやと貴子、二人の恋愛要素が絡んできます。セントラルクエスチョンの再考です。平穏無事で楽しい学園生活を送れるか、というものでした。恋愛要素はこの手のセントラルクエスチョンにはよくあるパターンです。 そしてアクト3でそんな三角関係的な話になるのですが……、浅い。もっとドロドロしても良かったような気もします。最終的に瑞穂はどちらも選んでいないので、このあたりもマイナス評価になってしまいますね。セントラルクエスチョンへの対処としては、確かにどちらも選んでいないモラトリアムこそが楽しい学園生活なんだ、という展開もありだとは思いますが、それならばそのようにきちんと表現してもらいたかったですね。 というわけで、このアニメはビルドゥングスロマン的な要素がありながら、最後にそれを曖昧に終わらせてしまっているという点ではやはり評価を落とさざるを得ない。エヴァンゲリオン以降(エヴァはビルドゥングスロマンを明確に否定している作品…と大塚英志なんかはそう言っている)、この手の主人公成長物語は、エヴァの反発として多くなった気もするが、徹底さ足りない作品も多い気がしますね。成長物語として描いてきたのに、最後の最後で主人公が選んでいない、というような内容です。エロゲーやギャルゲーを原作としてしまっているからなんでしょうけどね。(その意味では、シャッフルはよくやった。そして、Kanonの終わり方に注目が集まるところ) というわけで、この作品はいいものは持っているが、どこかで徹底的なものが足りなかった。もう少しなんらかの工夫がされていれば、評価も上がっていたであろう作品でした。 この記事を見てDVDが買いたくなったという方はこちら ↓ 乙女はお姉さまに恋してる1 =限定版= そしてこの記事が何かの足しになったかたはこちらへ ↓ web拍手を送る
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「乙女はお姉さまに恋してる」レビュー
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アニメレビュー トラックバックセンター 2007/02/15 15:17 |
処女喪失アニメ
管理人が自腹で有料アダルトサイトに入会・比較検証! ...続きを見る |
エロアニメ動画レビュー&評価サイト 2007/10/20 15:43 |
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